INTERVIEW 第二創業者とは?
INTERVIEW 第二創業者とは?
変化を作ることを楽しめる人
変化を作ることを楽しめる人
デジタルのクリエイターにはプランナー的思考が必要
デジタルのクリエイターにはプランナー的思考が必要
デジタルクリエイティブの今後についてお聞かせください。
デジタルクリエイティブの今後についてお聞かせください。

デジタルクリエイティブは、今までのマスクリエイティブの開発の仕方とは、全く違うということを実感しています。例えば、マスクリエイティブは新聞15段、CM15秒、雑誌見開き2ページなど、ある程度決まったフォーマットの中で表現していくやり方ですよね。デジタルクリエイティブですと、ターゲットがそのクリエイティブに出会う場所、タイミングも考えないといけませんし、適切なフォーマットやデバイス、さらに、一連の体験をどうデザインし、どう繋げていくのかという伝達のストーリー、つまり、伝わり方まで含めた全体の設計からクリエイティブを考えていかないといけないわけです。ですので、メディア特性についての知識も必要ですし、デジタル上のターゲットの行動を考慮して、ワークさせるためのインサイトを探ることにも敏感でないと、クリエイティブ開発に向き合っていけないのかなと思います。

また、マスクリエイティブを創っている人も、普段の生活で、デジタルフォーマットの広告に触れているはずなのに、いざ開発するとなると、マスクリエイティブの発想をデジタルクリエイティブの発想へブリッジさせにくいんだなと感じることがあります。だからこそ、ADKでは、あえてデジタル特有のクリエイティブをどうすべきかを考える部署があり、新たな力を必要としているのです。



つまり、マスクリエイティブ設計を行うプランナー的な思考がデジタルクリエイターにも必要になってくるということでしょうか?
つまり、マスクリエイティブ設計を行うプランナー的な思考がデジタルクリエイターにも必要になってくるということでしょうか?

まさに、プランナー的思考はデジタルのクリエイターに必要ですね。もちろん、プランナーと伴走しながら進めていく場合もあるとは思いますが、クリエイティブが伝達されるストーリーを考えないと、ターゲットにパーセプションチェンジしてもらうために、そして新たな行動を起こさせるために、どんなクリエイティブをどう届ければいいのかが、実感として湧かないのではないかなと思います。


コンバージョンという結果が出てしまうデジタルクリエイティブには、どのような考え方が必要なのでしょうか?
コンバージョンという結果が出てしまうデジタルクリエイティブには、どのような考え方が必要なのでしょうか?

感性や経験といったクリエイティブのセオリーからの開発に加えて、そこに根拠となるデータをうまく活用する柔軟性も必要ですし、クリエイティブ開発に活かせるデータを見極める力も必要となってくると思います。データの使い方にもクリエイティビティが重要です。また、開発したクリエイティブを走らせてみて狙った効果が得られない時に、それをどうチューニングしていくべきかという、リプラン、リクリエイティブという発想も必要になってくると感じています。さらには、新しい技術をうまく取り入れて新しい体験を創造していくような好奇心も、今後は意味が出てくると思います。

逆に言うと、デジタルの文脈とストーリーを加速させるためのマスクリエイティブという組み合わせも必要にもなってくるのでしょうか?
逆に言うと、デジタルの文脈とストーリーを加速させるためのマスクリエイティブという組み合わせも必要にもなってくるのでしょうか?

そうですね。昔は、マスクリエイティブがあって、それをサポートするのがデジタルクリエイティブでしたが、マスクリエイティブの使い方自体も、単にデジタルと逆転というアプローチだけではなく、デジタルを含めた全体の中でマスをどう機能させるかといった、違う組み合わせもあるのではないかと思います。

データアーキテクトにもクリエイティビティが不可欠
データアーキテクトにもクリエイティビティが不可欠
データアーキテクトといった、データを扱うポジションのミッションとは何でしょうか?
データアーキテクトといった、データを扱うポジションのミッションとは何でしょうか?

コンシューマー・インベストメント事業セクターは、データドリブンマーケティングを実践するセクターとして位置付けられていて、その中のリ・マーケティング本部が担っているのは、オウンドメディアやオウンドソーシャルメディアをベースとしたソリューション提供です。オウンドメディアはデータの起点になるケースが非常に多く、オウンドメディアを握っていると、そこに訪問したユーザーのデータが取れるんです。オウンドメディアは、データドリブンマーケティングのひとつのドライバーとなっていくプラットフォームで、それを軸に可能性を広げいくのが、我々のミッションのひとつです。ただ、そんな中で、放っておいても自動的にデータが取れるわけではなく、きちんと必要なデータが取れる仕組みや仕掛けを入れていかねばなりません。そのために、活躍するのが「データアーキテクト」の人たち。きちんと必要なデータを取れる仕組みをプランし、仕込み、データを見るためのダッシュボードにデータを繋いでいくような流れを作る仕事です。さらに、データを見るだけではなく、データ自体を次の広告のアクションに活用できるように仕立てていくためのものとして、DMPを構築することも必要になってきます。

広告代理店では、そういったデータを扱う人は、どういうスキルやマインドが必要でしょうか?
広告代理店では、そういったデータを扱う人は、どういうスキルやマインドが必要でしょうか?

データアーキテクトとしてのスキルや経験はもちろん必要ですが、クライアントニーズがきちんとわかるためのコミュニケーション能力が実は大切です。エンジニアの方は、職人的なところがあるので、コミュニケーションとは関係のないスキルは多く備わっているのですが、ただ、我々ADKが求めているデータアーキテクトは、クライアントのマーケティングニーズをきちんと把握し、どんなデータが必要なのかを理解した上で、仕組みや仕掛けをプランして構築できる人です。データの用途やそれを使う人たちのニーズを理解して、必要なデータを特定し、組み上げて、どういうアウトプットを実現するデータ基盤をつくればいいのかデザインするというクリエイティビティも必要です。ただあるデータセットを処理すればいいのではなく、そこに工夫を施して質の良いデータにクレンズし、アナリストが使いやすいもの、次の打ち手に使えるものに仕上げていくことが求められますね。


村本さんにとって、“第二創業者”とは、どういう人だと思いますか?
村本さんにとって、“第二創業者”とは、どういう人だと思いますか?

まず、変化を楽しめる人、そして、変化を作ることを楽しめる人だと思います。私は、面接で、「この会社に入って何ができるのかというより、それを一緒に作っていく」という言い方をさせていただいているんですが、今あるものをうまく処理するのではなく、新しい価値を作ったり、その人自身が変化を創造できる人だと思いますね。どう変化させるのか見えていない中で、その変化の中に加わりたい人と言うのでしょうか。能動的に動ける人だと思います。組織作りにもクリエイティビティが必要だということですね。