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2021/02/16

「考える」「書く」「話す」で最適解を導くADK流の統合チャネルプランニング

Tomohide
1996年度入社 ADKMS
統合チャネル戦略センター  統合メディアプランニングユニット

【経歴】
銀行系広告代理店の営業として4年間従事(外資系ダイレクト生命保険会社・結婚相談所等、メディア・ブランド業務担当)し、旭通信社に中途入社。
営業担当にて自動車メーカー・電力会社・外資系ダイレクト保険・国内大手保険会社・スポーツメーカー・アパレルメーカー等、多種多様なクライアントのCMB・ブランド業務を担当。その後現部署に異動し、統合メディアプランニングに従事。
Q. あなたの部署(ポジション)は?どのような仕事か教えてください。
統合チャネル戦略センターの統合メディアプラニングユニットでユニット長をしています。
仕事内容は、ブランドと消費者を結ぶ接点領域において、データドリブンをベースに、オンライン/オフライン/オンオフ統合チャネルのプランニングとエグゼキューションでクライアントに対して最適なソリューションプランを提供するのが主な仕事になります。ADKのほぼすべてと言っていいくらいの競合プレゼンや自主プレゼンは、僕らの部署が担っております。年間でおよそ400件ほどの提案をしています。

Q.その仕事にはどのようなスキルが必要ですか?
一言で言うと、「考える」「書く」「話す」のスキルが必要となります。
例えば、クライアントから、KPIを最大化させるための効果的・効率的なメディアプランは何か?となった場合、オンオフの予算アロケーションは?テレビデジタルの比率は何をベースにプランするのか?アプリのダウンロードに相関の高いのはテレビの投下量なのか?認知率をリフトさせるためにはCM接触を何回させれば効果的か?その時のTVの投下量は?局シェアは?リアルターゲットが視聴している時間帯は?デジタルメニューは、動画なのかバナーなのか?動画のメニューは何が効果的か?新聞はどの新聞購読率が高いのか?交通広告は動画なのか、平面なのか?とKPIを最大化させるためのプランニング(考えるスキル)を、どのように構築し、それを企画書に落とせばよいか。企画書のストーリーは、ドラマタイズされているか、ロジックツリーは完璧か、1ページの中に文字ばかりで、書き過ぎていないか、と言った(書くスキル)、それをプレゼンテーションで如何にクライアントに理解され、納得されるような、夢を見てもらう(夢ではなく現実にすることが本来なのですが。)プレゼンテーションが出来るかと言った(話すスキル)と。「考える」「書く」「話す」と一言で言っても、書き出してみると、書ききれないほど、ものすごく様々なスキルセットが必要なんだなと思います。



Q.今の仕事で難しいところ、苦労されていることはありますか?
日々アップデートされるメディア環境やクライアントの変化に対応しなくてはならないことです。年間400のプレゼンをしているとお話ししましたが、全てのクライアントが同様のKPIのはずはなく、最適解を生み出すために毎回試行錯誤しなくてはならないところが苦労している点ですね。
そのため案件に対応できるよう2人1組のチーム体制にし、自分のスキルが足りない部分をもう1人から吸収してチームでカバーできるようにしています。またユニット内でプレゼンがあったものを全チーム員が把握できるようにし、毎週のユニット会で共有もしています。

Q.仕事をするうえで心がけていることはありますか?また「良かった」と思うことはどんな時ですか?
妥協しない、負けない、チーム内でとことん話し合う。ブラッシュアップに時間をかける。そんなことを心がけています。とことん話し合って、最高のプランを仕上げて、プレゼンに勝った時は、そりゃ格別のものがありますね。
また、同じように、部下が、苦労してプランを仕上げて、競合プレゼンに勝った!と報告を受けた時に涙が出てくることも1年に何回かあります。

Q.仕事上、他の人にはなかなかできない、あなたの得意なことはなんでしょう?
20年以上営業を経験したことに拠るところが大きいのですが、プランナーの肩書きですが、クライアントの懐に入り込んでいくことは得意技だなと、思っています。その得意技にプランナーとしての「考える・書く・話す」スキルがアドオンされているので、痒いところがわかりながらもロジカルにプレゼンすることが出来る、、、それは、他のプランナーにはなかなかできないことだと思っています。営業マインドを持ったプランナーってそんなに世の中にいないですよ。うちの部署にはいますけどね(笑)
自信をもって作り上げたプランは、時には否定されることもあります。自分のプランは絶対だと思うことは必要ではあるのですが、そんな時プランをゴリ押しするのではなく、どこに穴があるのか、などを冷静にその場で考えることができるのは、そんなマインドを持っているところからくるものかなと思っています。


Q.あなたはADKで、これからどんなことにチャレンジしてみたいですか?
現部署で掲げているVISIONをお伝えします。
VISION:『適度な緊張感』と『規律』と『psychological safety』を両立させることにより、社内外問わず【共に闘う仲間を、勇気づけ、聞けば驚く、脅威の存在】になることです。
共に闘う仲間は、同じユニットのチームメンバーだけでなく、営業や他セクションのスタッフも共に闘う仲間です。それだけでなく、共にKPIを達成するのは、クライアントも同じ目標を持っているわけですから、クライアントさんも仲間と思っています。また、競合代理店に、今回のプレゼンの相手は、ADKの統合メディアだと知られた時、脅威に思われるくらいの存在になりたい。そんなVISIONの実現にチャレンジしたいです。

Q.あなたにとって、ADKの良いところはどこだと思いますか?
いくつもありますが、特に3つ。「言いたいことが言える」、「やりたいと思ったことがやれる」、「風通しが良い」ですね。ADKに20年以上いるのは、この3点を常に感じていて、そのことで、常に前向きに仕事がやれるからですね。

Q.どんな人と働きたいですか、ADKに来てもらいたい人物像は?
もし今まで話してきたことの1つでも共感してもらえた方には、是非ご応募いただきたいです。
特に、「探求心の強い人」「知らないことを知らないまま過ごさず聞けるという行動力のある人」をお待ちしています。